写真:ここのナンはめっちゃうまい(パキスタン人によるインドレストラン)
世間は1ヵ月に及ぶW杯に沸いている今日この頃、私はやっと1ヵ月にわたる試験期間を「国際法II」と共に終えた。
学期最終週から始まった試験、順風満帆とは言い難かったが、なんとか日程内で6つやり通してきた。そして本日7つ目のテスト「国際法II」。
私は昨3セメスターで、「国際法I」を落単しているため、次学期5セメスターで再履修しなければいけない。
今学期、4セメスターで「国際法II」を落とすので、6セメスターで再履修。
つまり、
セメスター3:国際法I
セメスター4:国際法II
セメスター5:国際法I(再履修)、EU法
セメスター6:国際法II(再履修)
卒業までネバーエンディング国際法である。
国際法IもIIも同じ講師なのだが、講義中、何をしゃべっているかわからない。
講義スライドは講義開始前にアップロードされることはない。
だからといって、講義が終わってすぐアップロードされることもなく、ランダム。
これでは、予習は不可能だし、復習の予定もたたないため、他科目を優先することになるので、「あ、アップロードされてる」と知った時には、1週間の予定内に国際法を入れ込む余地はない。
しかもなぜかアップロードされるスライドの pdf は4イン1である。
拡大して、右にスライド、左にスライド、下にスライド、読みにくいし、そもそも文字が小さすぎる。テスト前の勉強でフル活用する唯一頼る資料なのになんて仕打ちだ。
ためしにざっくり数えてみたが pdf は全講義分で、合計 161 ページあったので、4イン1ということで、
161 x 4= 644 スライド
である。
おそらくこれまで参照してきたどの講義スライドよりも多い。
ぶっちぎりのNo.1だ。
そして恐ろしいことに、5セメスターで「EU法」という講義があるのだが、そう、この講師である。(しかも6単位)私はもうダメかもしれない。
国際法II(講義:3単位)
とまあ、環境面のぐちから入ったが、致命的なのはやはり英語能力の問題である。
まずテストのレギュレーションは、
試験時間:50 分
Aパート:選択問題 15 問(1点x15:合計15 点)
Bパート:エッセイ3問(5点x3:合計 15 点)
※ Bパート最低合格点8点
合計 30 点
先学期の国際法IのレギュレーションからはAパートからデフィニションの問題が消えたかわりにエッセイが2つから3つに増えた。
200~250文字程度なので、IELTSのライティング試験を想像すると、私としては「50 分じゃ絶対足らんな」とは思っていたが、実際全然足りなかった。
なので、3つめのエッセイを書き始めたところで終了の笛。
Aパートの出来は関係なく、まあ落とすのは確実だ。
ただ、そもそも選択問題も読んでも意味がわからないものがけっこうあった。
いつものことだ。
決してテスト前の勉強時間をさけなかった、さかなかった、ということはない。
が、「国際法I」に比べて内容が濃いこともあり、
・知らない英単語に多々出くわす
・良く見る単語だが、知らない意味というものも多い
・日本語でも知らない用語がある
あと知っているけど、普段使用しないような単語(特に動詞)が多いので、どうしても読む速度も遅くなるし、(直訳してもしっくりこないのだ)上記3つに分類される単語はいちいち調べる必要がある。
それに抜群に読みにくいスライドだ。
そして、意味を知ったところで、法律系のあのまわりくどい言い回しなので、日本語に訳せても頭に入ってこない。
まあここに主要因は絞られる。
結果として、今回十分に準備日程をとった期間では、エッセイへ突っ込むのに、十分ではなった、つまりまだまだ修練不足ということだ。
通常の学期内の授業サイクルでこんなことやってられないので、この長い夏休みを最大限活用しないと「放校処分」も視野に入ってくる。
国際法IIの成績は来週にならないと発表されないが、落とす気まんまんなので、テスト後、前学期仲良く国際法Iを落としたベトナムガールに連絡した。
「私は今回パスしたよ!」
世知辛い。友人を一人失った。
ついに夏休み
フラットメイトの中でも私は試験全日程の終了が遅かったので、部屋で試験勉強中、隣の隣にすむモンゴリアンボーイが頻繁に「酒飲もうぜ」と声をかけてきた。
彼は自分の試験がおわって2週間ほどはそうやって声をかけてきたが、今は仕事に就き、毎日フルタイムで朝早くから夕方まで建設現場で働いてる。
私のルームメイトは放校処分になるとわかってからすぐに仕事を見つけ、平日早朝から夕方まで毎日働いてる。
私はというと、直近の予定は、退寮と夏休みの寮契約がほぼ同時にあるので(6/28と29)、それにむけて荷物整理と部屋の掃除。
そして、それが終わると友人に会いに、デンマークへ。
そしてスウェーデンに宿泊予定。
それが終わればインターンシップが日本で待っているが、まだ航空券を手配していない。
あとは試験期間に入って、ほぼストップしていたハンガリー語と中国語の勉強を再開するのと、がまんしていたW杯をできるだけ見ると。
ハンガリーはW杯出場してないので、ここでは無料で全試合ライブストリーミングされる。
と軽くなった気分そのままに、この日の夜、「試験全部終わった?」とタジキスタンガールに連絡すると、泣きそうな声のボイスメッセが送られてきた。
「明日統計学の試験なの」
「明日落とすとかなりまずいことになる」
「もうストレスでいっぱい」
彼女はセメスター2で統計学を落とし、今学期再履修をしている。
そしてこの日が最後のチャンスだ。
※大学資料には2回同じ科目を落とすと放校処分と書かれているが、実際は複雑な手続きを踏めば、2科目までは3回目の再履修が認められる可能性が高い(ディーンの裁量決定なので絶対ではない)
あんなシリアスなトーンのボイスメッセを予期していなかったので、何かできることがあれば助けたかったが、テスト前日の 22:00 時から私にできることはない。だから状況にあわせたトーンでメッセを返した。
Oh, I feel you
Let's hold a little bit more and just do what you can do now and tomorrow
I'll pray for you
最後の1文は相手がムスリムなので意識して付け足した。
でもちゃんと彼女のために祈っておこう。
来学期は我が身なんだが。(国際法I)

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