写真:春らしくなってきたブダペストだが、まだ肌寒い
キルギスタンガールから連絡をもらった。
「春休みもし時間あるようならカフェでも行かない?」
彼女は学部が違うが1年生の時は合同講義も多かったので、そこで知り合った。
ジェントルメンな私は、
「Lovely(いいね)」
と返事。すると、後半のやりとりは、なぜか彼女の再履修の統計学の話で、
「統計学を教えて欲しいところがあって」
カフェは釣りエサで、それに食いついた私は、統計学というメインディッシュのネタになるようだ。1発で通した科目とはいえ、1年前なので記憶はほとんどない。
教えるのにも予習が必要だ。
春休みは4/6(月)から1週間で、その前週 3/30(月)から1週間はインテンシブウィークといって、短期プロジェクトやワークショップのような集中講義があてられる週で、通常の講義はお休みとなる。
私も昨年は、朝から夕方までの、コミュニケーションワークショップという必修講義が1日だけあった。
1日ぶっ続けるとくたくたになるが、1日で単位がもらえると考えるとタイパが良い。
なので、インテンシーブウィーク中の選択科目は結構人気である。
今期開催の一例をあげると、ビジネス・マネジメント系や、異文化交流、意思決定テクニック、中にはプロサッカーのビジネスとデータ分析、フィンランド映画なんてのもある。
ざっと見た感じ、多いもので4日間。少ないもので2日間というのが大勢のようだ。
講義時間は午前だけ、午後だけ、1日中など、ばらばらだ。
1週間で単位をゲットできてしまうとあって、履修登録時はすぐに埋まってしまう。
大学寮の同じ階に住むフィリピンガールに「インテンシブイークは講義ある?」と聞くと、「4つあるの~」と言っていた。
私はなにもないので、もう実質春休みだ。
現在の寮のメンツ
前述のフィリピンガールは修士の学生で、同じく別のフィリピンガールと同室だ。
私の住む階の留学生は、フィリピン人に加え、モンゴル人、キルギスタン人、カザフスタン人、インド人などがいるが、このうちモンゴル人はお酒が大好きである。
このモンゴルボーイ(実際にはボーイではない)はMBAを学んでおり、来る前は日本のKDDI系の企業で働いていたそう。
私がハンガリー人からもらった、ハンガリー人のソウルアルコールであるパーリンカ、ウニクムを 20 時から飲むことになった。(どちらもハンガリーのかなり強いお酒である)
究極の2択なので「え?この2択だけ?」と疑問を呈したが、ゴングは鳴らされた。
途中からは、彼のルームメイトのキルギスボーイも加わり、瓶を開けた。
このキルギスボーイは、ラマダン中にご飯は食べるし、酒もたばこも「たまに」とか言いながらやってしまう敬謙なムスリムである。
お馴染みのカンパイを自国語で何と言う?という話題になったとき、モンゴル語は、発音が難しい上にセンテンスも長いので、結局言えなかった。
自分の名前に何か意味があるか?という話題になったときは、インドボーイはブッダと同じ名前で、キルギスボーイは鳥、特にイーグルの意味だった一方、モンゴルボーイは「金曜の男」という意味だと知った時はみな爆笑だった。
(聞くと、生まれた曜日にちなんだ名前をつけるのは一般的だとか)
追加の酒が欲しいということになり、雨が降っている中、買いにいくことになった。
その時、寮の玄関先の喫煙所で南アフリカボーイ(政治学のPhD)とたまたま遭遇したため、彼もモンゴルボーイの餌食となり、結局AM1時くらいまで、買ってきた酒はほどほどに、我々の部屋でおしゃべりした。
長い夜だった。
寮生活
この寮は2人部屋がほとんどで、一部、3人部屋と5人部屋がある。
私のフロアは7thフロアで、日本でいう8階にあたり、この建屋の最上階である。
おかげで虫を見る機会は2ndフロアに住んでいた昨年より少ない。
2人部屋はなんとなく、留学生、ハンガリー人、留学生、ハンガリー人・・・と配置されている感じだが、毎週末ほとんどのハンガリー人は帰省するため、週末はわりとガランとしている。
写真:2人部屋が並ぶ
中には全く料理をしないハンガリー人が多くおり、実家からレンチンで済ませられるような母の手料理を毎週持ってくるような学生も多いそう。
なんとも微笑ましい。
ハンガリ―人生徒はそうやって不在のことが多いので、1個しかない洗濯機が占有されてなかなか洗濯ができない、なんてことも起こらない。
写真:最短の40分コースをいつも使用
シャワールームには3か所シャワーがあるが、男女同フロアに住んでいることもあって、1人でカギをかけて使用する。
これについてもストレスフリーで使用している。
2階に住んでいた時は、排水溝が良く詰まって、シャワールームが海のようになってイライラしたが、この階では掃除の入らない週末にそういう状態を見ても、翌週には解消されている。
どうも、平日毎日入る清掃は、朝3時くらいから最上階から始まり、順に降りていってるようだ。だから下の階になるのと掃除が手抜きになるのかも(?)
トイレ掃除、廊下の拭き掃除、キッチン周りの掃除、シャワールームの掃除、洗面台の掃除が行われるので、割と清潔に保たれている(と私は思う)。
ただ施設自体はびっくりするくらい古いので、日本とのギャップに驚き、自分でフラットを借りる選択をする日本人学生がいるのも理解できる。
写真:古さを隠せない階段
あまり細かいことは気にしないのが海外生活では大事である。
私は何か「えっ」って思うことがあっても「まあ死にはしないか」と思うことにしている。
キッチン・ダイニング
私は今学期から料理をすることにした。
サンドイッチやレンチン商品などで貫いてきたが、おコメが食べたくなったからだ。
いまは象印の炊飯器があるので、毎日おコメを炊いている。
キッチンは写真のように小さいので、よく他の学生とかちあう。
写真:キッチン(コンロはライターがいるほどレトロ)
ただ、料理するメンバーはだいたい決まっているので、顔を合わせるメンバーも固定だ。
そのメンバーたちとは会話も増えるし、実際仲良くなった。
前述のキルギスボーイは今学期からこの寮に移ってきたのだが、いつも何かを料理している。今日はブロッコリーを溶かしたクリームスープを我々にくれた。
学部や学年が違うと、キャンパスで顔を合わせることは皆無である。
なので料理を真面目にするようになったことは、フラットメイトとの仲を深める良い機会を与えてくれた。
写真:前学期にリニューアルされたロッカー
ダイニングスペースには、カギつきの個人ロッカーがあり、食材やキッチンツールの収納に各自使用している。
私は、2つのロッカーをルームメイトと完全共有している。
写真を見てわかる通り、最初はみなカギをかけていたが、今は差しっぱなしだ。
まあそれだけ同階のメンバー同士認識しているということだ。
信じられないのは、ロッカーの扉に取っ手がないことだ。
扉も隣同士のスキマに指を入れるほどのスペースはないため、「どうやって開けるんだよ」状態である。
カギを差し込み、カギが抜けないようにそのままカギを手前に引いて扉を開ける。
こんな設計ハンガリーだけだろう。
フィリピンガールやハンガリーボーイはたいそうなマシンをよく使用しており、フライドポテトをつくったり、焼き餃子をつくったりしている。
日本で見たことないマシンだが、やたら大きいので私が買うことはないだろう。
で、そういったマシンや給湯ケトルなんかはロッカーの上に皆放置している。
写真:ダイニングテーブル
そしてダイニングテーブルの片方は、キッチンツール置き場と化している。
私はこの軍団に加わってはいない。
ゴミ箱は分別がないのがうれしかったのだが、なぜか分別が始まった。
緑:生ごみ
黄:プラスチック
青:紙類
写真:カン、ペットボトルの類は中のビニル袋を破くので外に置くのがルール
私はキッチンを使用する時は、まず台の軽いふき掃除から始まる。
そして、キッチンを使い終わったときは、できるだけ、使用した範囲は掃除する。
写真:キッチン台には必ず何か物が放置されている
私はいまだにフライパン1つで勝負しており、そろそろカレーライスやホワイトシチューを作りたいので、ナベを手に入れる必要がある。
このブレーク2週間で、買ってこようかな。
写真:さすがハンガリーと思う斜めに施行されたコンセント口










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