写真:美しきドナウ(ウクラニアンボーイとビール片手に行ったCitadelから)
平日に日本の友人から「16 km 走ったぜ!」とかメールが入るので、一瞬変だなとは思ったが、「ああ、日本はゴールデンウィークか」と気づいた。
そういうこちらも本日5/1(金)はメーデーで休日である。
私は木曜には翌日の休日を知らずにいた。
20 時半までの開館時間のはずの大学図書館で 20:15 には「Zárva(closed)」と言って容赦なくフロアの電気を消してくる職員に促され、図書館を後にした際、ばったり日本人学生と会った。
彼はデータサイエンスの1年生である。
スイスで働いている人の講演みたいなイベントに出席していたそうで、一緒に帰った。
私は翌日のIRセミナーに行く気マンマンだったが、「明日は休みなんで」と彼が言うもんだから、「えっ?えっ?」となって、「明日やすみなんだ」と知った。
今週はIRの重いエッセイをしたためてるところなので、渡りに船だったかもしれない。
他のグループよりセミナー回数が1回減るのはなんだかしゃくだが、インターンシップの話もさっさと進めないといけない時期なので、時間ができたと考えよう。
インターンシップ要項の概要については以前書いたが、2026年3月 31 日付けで新しい要項が大学HPにアップされていたので、それを元に大事なところのおさらいと現状を記す。
インターンシップ手続き手順と日程
まず今年、2026/27年の大学によって定められているインターンシップ期間は以下である。
夏:2026年5月 26 日~8月 28 日
秋:2026年8月 31 日~12 月 11 日
春:2027年2月8日~5月13 日
我が国際関係学部は4週間のインターンシップが必須である。
この期間は学部によって違う。
ただし、労働時間は最大 40 時間/週まで。
週何日働く必要があるかについては記載がないため、極端に言えば1日しか働かなくても良いらしい。(この辺はあいまい)
私の場合、学期中は授業があるので、秋・春は選択肢にはならないため、夏休み(7月~8月)が必然的に選択肢となる。
私は順調に行けば、来年の夏に卒業なので、今年の夏休みがインターンシップをねじ込む最後のチャンスである。
手続きは以下。
1.インターンシップ先とコンタクト
2.Neptun システムにてE103 リクエストを提出(開始30日前まで)
3.秋セメスターに「インターンシップコース」を登録
と、今年度版にとてもシンプルに記載されていたが、6週以上のインターンシップ期間の場合は、もう1ステップ有り、インターン先の会社のサイン済み書類の提出などがある。
また、私はいま、2.の作業を始める立場だが、ここまでが結構長かった。
インターン先を探すかたわら、私の場合、職務経験があるため、それが代替えになるのかを確認した。
要項にも previous work experience という項があり、読んだ上で、学部のインターンシップ担当講師へ、認められるか連絡。
この返事が2週間待っても来ない。
各講師はオフィスアワーなる時間を設定しており、その時間内は講師の部屋を直接訪れることができるが、この講師のオフィスアワーは、私は国際経済学の講義中である。
しょうがないので、このメールに返事して!とメールすると、翌日には返事あり。
結果、大学生としての在籍期間に以前働いたことがある場合、認められる可能性がある、というのが正確な要項の内容だった。
まあ、代替えになったらいいな~くらいに考えていたので、特に問題はない。
またこのころ、インターン希望先へ複数連絡済みで、回答も受領していた。
インターン受け入れ先要項
他の学部と違い、国際関係学部は独自の要項を設けており、それがネックでインターン先を探すのは他の学生も苦労している。
まずはインターン期間が4週間という短さ。
そもそも学部に関連の深い国際機関など、正式にインターンを募集している組織は最低3か月からがほとんどだ。
勤務もフルタイムのようになるので、3か月もあると夏休み中には終わらないため、講義を休む必要が出てくる。
なので、そういった類に応募するのはあまり現実的でない。
他の学部、データサイエンスなんかは6か月のインターンシップ期間が必須要件となっているが、その代わり、4年目の学期は講義がないそうだ。
国際関係学部は、インターン先の組織に以下の要項を設けている。
国際的または多文化的な環境で活動を行う組織や機関、以下の分野
• 公共部門(例:ハンガリー国内外の大使館および領事館)
• 政府間および非政府国際機関の国内外代表
• 競争分野(例:多国籍企業、国際的および/または地域的なつながりを持つ国内企業)
• 専門的に認められた水準で外交政策ジャーナリズムおよび情報を扱う報道機関
• 非営利セクター、NGO(環境保護、人権、人道問題、国際開発など、国境を越える地球規模または地域的な問題に焦点を当てた活動を行う団体)
• 学術・研究分野(高等教育機関または学術分野での将来を考えている方には、研究機関でのインターンシップ推奨)
• コルヴィヌス大学の内部組織(例えば、国際関係や国際入札を扱う部署など)
なかなか特殊である。
タジキスタンガールとこの件を話した時、
「タジキスタンは大使館がハンガリーにないけど、ジャパンはあるじゃない」
と言って、試す価値があるわとアドバイスをもらった。
日本大使館に連絡してみた。
「当大使館では、インターンシップの受入れを実施しておりません」
と、ひと言。なんとも冷たい返事である。
むしろ「在留届」を出せと言われた。
アメリカンボーイからは、
「ヘイ、こんなのあるぜ!UNIDOって組織がトキオーオフィスのインターン募集してるよ、応募してみたら?」
ちなみに彼自身も未だインターン先を決めるのに奮闘中である。
ちなみにこの募集要項は、3か月からだし、そもそも学部2年生はダメのようだ。
ロシアンマダムはうまくコルヴィヌス大学の内部組織を勝ち取り、既に日程を終え、報告書も提出済みだそうだ。(彼女の日程は昨年度の春期間ということになる)
ウクラニアンボーイも大使館でのインターン期間を終え、今は正式書類待ちだそうだ。
他学部のハンガリアンガールからは、AIESEC(アイセック)がいいわよ!と勧められたが、ルーマニアでの事件が記憶にあるのであまり良いイメージがない。
だいぶ昔のことだが。
そもそも、ボランティアを探すのになぜ費用を払う必要があるのか。
日本語でも「国際関係学インターン」で検索してみるが、斡旋業者の類ばかり出てくる。
英語だとなおさら。
やはり個別に1軒1軒、気になった組織には手あたり次第に連絡するのが一番良さそうという結論にいたった。
インターン受け入れ先
夏休み帰省したい私にとっては、地元で見つかるのが一番ハッピーなので、北海道内で何かないか探してみた。
北海道庁の国際局国際課というところを見つけ、業務分野も興味のあるところだったので、連絡してみた。
頂いたお返事をまとめると、
学生を対象とした1週間程度インターンシップは実施しているが、日程や分野の希望には添えない。これ以外には実施していないので、4週間の国際課へというのは無理
ということだ。
あとは、目を引いた札幌国際プラザというところも連絡したが、ここは返事すらなし。
で、とあるNGOから程よい返事を頂けた。
このタイミングで、上述したインターンの学部担当の講師とのやりとりへと時系列は戻る。
厳密には、受け入れOKを頂けたのは、そのNGOの正式な地域オフィスになるが、任意団体だったので、このステータスが大学の要項に合致するのかの確認作業をした。
まず、大学のインターンシップオフィスに連絡。
「学部のインターン担当の講師へ問い合わせて」
という返事をもらい、再度その講師へ「こんなとこから了解もらったけど、任意団体問題ない?」と連絡する。
「その組織の業務は学部要項に合致するけど、法人格でないことが良いかはインターンシップオフィスへ問い合わせて」
で、再度インターンシップオフィスへ「講師はこんなん言ってますけど」と連絡。
「講師が受け入れ先認めたならこちらとしては問題ないわよ!」
結局、「任意団体」というステータスがどうかはうやむやのまま承認された。
いまは決まってハッピーだが、かなりラッキーだったと思われる。
これまでに国際関係学部に日本人がいたかは知らないが、もしいたとすると、その先輩方はインターン先を決めるまでにかなり苦労されたのではないか。
そもそも4週間たらず(しかも勤務数に下限なし)のインターンなんて大学卒業要件に必要か?と個人的には思う。
実際、応用経済学部や、社会学など、インターンが卒業要件にない学部もある。
有給か無給か
私は社会人経験が長いので、たった4週間学生が来るなんて、めんどくさいだろうなと受け入れ側の立場を想像してしまう。
だからメール1本で受け入れてくださったNGOには感謝しかない。
これが、私特有か、日本人的な考えかはわからないが、ここでは有給のインターンにこだわる生徒によく遭遇する。
「え?無給なの?」
と、フラットメイトたちに言われたが、「私のインターンは対価があって当然だ」と考えられる根拠がどこにあるのか教えて欲しい。
昨年のルームメイトは有給のインターン先をゲットしたが、彼の場合は上述したデータサイエンスの生徒なので6か月は働くことになるので、また話は違う。
まあこう書くにあたってフェアじゃないのは、私が20歳そこらで、日本で大学生をしていたとき、もしインターンが卒業要件であったなら、必死で有給のインターン先を探すかもしれないとも想像することだ。
要は、学生は社会の立ち位置が見えてないだろうということだ。

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