写真:インターン中の週末は山ばかり登っていた
あまりまじめに場所を確認していなかったが、日本に帰国してからインターンシップで勤務するNGOの事務所を確認すると、90分もかかることがわかった。
ちょっとサラリーマン時代もそんなに出勤時間をかけた経験がなかったのだが、やはり満員の地下鉄勤務は乗ってるだけでくたくたである。
また地下鉄の終点駅から徒歩20分というアクセスの悪さだったのも、久しぶりの「通勤」としては身体にこたえた。夏だし。
救いだったのは、今期の札幌は昔の札幌のような気温でとても過ごしやすかった。
その間、ハンガリーからは「暑すぎてクソ」と日本人学生からラインが来た。
40℃の日を連発していたらしい。
何はともあれ、メール一本で受け入れてくださり始まった事務局長・事務所との関係も、4週間ちょいの全日程を消化し終了した。
私もインターンシップレポートを問題なく提出した。
(大学側からの受領連絡はまだ)
インターンシップ大学側要項がわかりにくい
国際関係学部は大学側の一般要項に加えて、学部特別の要項がある。
インターン先は、国際的または多文化的な環境で活動を行う組織や機関、以下の分野から探す必要がある。
• 公共部門
• 政府間および非政府国際機関の国内外代表
• 競争分野
• 専門的に認められた水準で外交政策ジャーナリズムおよび情報を扱う報道機関
• 非営利セクター、NGO
• 学術・研究分野
• コルヴィヌス大学の内部組織
しかし、毎年内容を更新するのは良いんだが、なぜか要項のpdfのフォーマットも毎年変わる。incremental に、昨年ベースで変更した場合は、巻末に更新内容としてリスト化した方が、作り手も読み手もハッピーなはずだが。
だから昨期の要項を基に、インターンシップを探し、勤務期間を交渉した際には、実際インターンシップが始まるときには、次期用の要項がリリースされており、もう一度読む必要があった。
そしてフォーマットが完全に変更されていたので、読みにくい上に、何か変更があったのかなかったのか、精読するのが本当に面倒だった。
最も気に食わなかったのは、大学のHPのインターンシップについて書かれているページに、国際関係学部専用の要項がアップされていたことだ。
ダウンロードしたpdfには国際関係学部特有の要項が一切書かれていない。昨期までは書かれていたのに。
これはさすがにひどい。
国際関係学部の要項は最低連続した4週間勤務というものがあるが、労働時間の上限については規定があるが、下限については記載がなかった。
実際、昨期の要項ベースでインターン終了済みのウクライナ人の友達も、「下限ないよね。週1働けばいいのかよ」と私と笑い合った記憶がある。
しかし、今回は大学HPに長々と記載された国際関係学部むけ要項に「最低 120 時間」と記載されていた。
このHPの記載に気づいたのが、インターン開始後だったので、事務所と相談し、色々融通してもらった。(そもそもNGOの勤務体系が短い勤務時間だったため)
・早い時間から事務所で勤務
・関連NGOに派遣
・週末は家で業務
などで、時間を満たせるよう調整した。
4週間内に祝日があったので、4週間+1日と、追加もしてもらった。
レポート提出の日程とその内容
我が大学は、インターンシップ終了後、5営業日以内に、Neptun システムから
・インターンシップレポート
・評価シート
を大学へ提出する必要がある。(6週未満のインターンシップの場合)
私は、4週間終了して、勤務追加した翌月曜日までにレポートを作成し、その日のうちに事務局長からサインをもらい、翌日の火曜日に大学の Neptun へアップロードした。
ちなみに提出を急がせる割には提出したその週には特に何も反応はなかった。
評価シートは事務局長による私の勤務態度の評価であり、基本的には各項目の1~5の評価へチェックを入れてもらうだけだ。
それらの書類はブルーペンでサインをしてもらい、社印を押して、スキャン、そしてアップロード。
インターンシップレポートは最低 1,500 words なので、けっこう大変。
国際関係学部は下記のように5トピックにわけられていたので、インターン期間の週末を利用して、書けるとこから少しずつ進めた。
1. 専門インターンシップを行った受入機関の紹介
2. 関係するセクターと競合他社の簡単な紹介
3. インターンシップ期間中に完了した業務内容の説明(自由記述)
4. 実施した業務の成果
5. 得られた経験の評価
1.の内容については、初日に事務局長から組織の歴史や成り立ちからしっかりと説明を受けたこと、また20年周年で作成した冊子を頂いたことで、それらの大事なところをまとめることで書き上げた。
2.は競合他社がいないセクターなので、どういった分野に属しているかに言及したあとは、組織が他組織(NGOや官学組織)とどういった協力体制の構築に努めているかにフォーカスした。
3.は単純に経験したことを書いた。
4.は取り組んだ業務のうち、組織への貢献度が高いものについて言及した。
5.には最も注力したが、このNGO組織がどういう体制で、どんな運営をされているかを、常務理事会のような会議から、他NGO組織との会議、ボランティアとの会議に参加したことで、理解したこと、見えた問題などを記載した。
これらを翻訳ツールにかけて、日本語にしたものを事務局長に読んでもらい、英語版にサインをもらった。
久しぶりのフルタイム勤務
無給とはいえ、会社を辞めて以来のフルタイム勤務だったので、思ったより身体にはしんどかったのが正直な感想だ。(勤務時間が長すぎたのも大きな要素だが)
この事務所はいわゆるシニア世代とその手前の世代で構成されていたので、空気が完全に昭和だったのは、逆に新鮮だったと同時に、まあ慣れない環境でもあった。
次の学期に「NGO」という講義+セミナーがある(私の嫌いな講師だが・・・)ので、その前に実際の現場を見れたのは私にとってはプラスだ。
また、インターン先を探している最中は、卒業要件にまで入れて「インターンシップなんてやる必要ある?」と正直思っていたが、終った今では、多くの気づきと今後のキャリアパスを考える上で非常に有益だった。
勤務最終日には、私のために懇親会まで開かれ、当然のように2次会まで出席者全員が突入したのは、まさに昭和だった。
皆さんまるで大学生のようだった。

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