写真:Fővám tér M
部屋で勉強しているとき、ルームメイトから、
「電話に出て」
とスマホを手渡された。
その画面の先には天井が写っていたが、画面の外から女の子の顔がぴょこぴょこ入ってきてはすぐに出ていくを繰り返していた。
ルームメイトにはまだ 11 歳の小さな妹がおり、良く電話している。
それで「妹が話したいみたいだよ」とスマホを渡されたのだ。
「ハーワーユードゥーイング?」
と英語で聞くと、英語で返してくれたが、相変わらず顔は画面に少し入ってきては、出ていくを繰り返している。
もじもじして可愛らしかった。
聞けば彼女は4言語を話すが、英語は嫌いらしい。
両親の言語、今住んでいる地域の言語、ヒンディー語、英語だ。
妹はよほど恥ずかしかったのか、この後、お兄ちゃんにスマホを返すと、お兄ちゃんは妹に怒られたらしい。
日本人に興味あるけど、実際に顔を出して話すのは恥ずかしい、ようだ。
国際経済学(講義+セミナー:6単位)
前回、期末テストを受けたことは書いたが、結果はグレード5だった。
40.5 / 50 点
で、セミナーなどのもろもろと合わせて合計、
89 / 100点
科目ごとにグレード5の範囲は変わってくるが、経済学は 89 点以上からが評定5となる。
ぎりぎりだ。
自分の答案を確認できる時間が、各テストとも設けられるのだが、経済学は成績発表の翌日だったので、自分の答案を確認してきた。
12 時指定だったので、その時間に行くと、2人の生徒が部屋の前で待っており、講師は不在だった。しばらくすると講師がやってきて、1人ずつ部屋に入って確認した。
私の前の生徒の番が来て、部屋に入ったあと、新たに生徒が来て私の後ろに並んだ。
その生徒と私でスモールトークが始まり、
「成績アップを狙ってきた?」
と聞かれたので、
「いや、自分のミスがどんなか確認しに来た。君は?」
「私、あと1.5点でグレード上がるの!」
「うわっ、あとほんのちょっとだね!」
「そう、だから何か見つけて講師を説得するの」
なかなか貪欲である。
まあハンガリー人生徒でコルヴィヌススコラシップの生徒は厳しいGPA要件があるので、貪欲になるのは自然ではある。
「来週、国際法のテストあるけど前期落としたから、不安でさ」
と私が言うと、
「私、更に翌週に国際法受けるけど、昨日も受けてきた」
「えっ?」
「いや、どんな試験内容・構成かなって」
確認するためだけに、テストを1回無駄に受けるというのも、なかなか貪欲である。
で、私の番となって、講師とマンツーで答案の確認作業をした。
やはり5つあった言葉の定義を回答する問題はふわっと回答したので、2問点数が割引されていた。しかし私からすると0点じゃなくて良かったという代物。
説明問題で減点されていたのは、「まあそうだろうな」と思っていたところなので、納得。
しかし、問題文を最後まで正確に読まなかったせいで、説明内容不足で減点という初歩的なミスがあったのはちょっと残念。
更にもう1問は、グラフを書くべきだったのに書かなかった、また理解自体もあまかったため説明文から、減点。
あとの大問は完答で特に問題なし。
最後の選択問題の 10 問は初っ端の初歩的問題のみ誤答。
テスト用紙の余白にごちゃごちゃメモ書いたらダメだと思って取り組んだため、頭で計算し間違った問題である。
講師には、「書いていいよ。疑問に思うことがあれば、テスト中に質問しなさいよ」と言われた。テスト中に質問するなんて発想は浮かばなかった。
というのは、青のボールペン使用が必須で、選択問題は一度選択したら、書き換えてはいけない、つまり、選択肢を囲む〇以外のものが書かれていたら採点対象とされない、というルールがある。
なので、私は、近くの余白に計算やグラフを書いてはダメだと決めつけていたのだ。
「次回に生かしなさい」
と言われてしまった。
まあなんにせよ、今学期、経済学はがんばったがんばった。
しかし、経済学を学びたくて欧州に来たわけではないので、「なぜ自分は経済学をわざわざ英語でこんな苦労しながら学んでいるんだ」という疑問がよぎることが多々あるが、忘れることにしている。
国際法II(講義:3単位)
私にとって鬼門である。
前期の国際法Iは必修にも関わらず落とした。(次セメで再履修。落とすと放校)
何せ講師が何しゃべってるかわからない。
講義スライドは授業前にはアップされない上に、アップされるのもいつかわからずランダムで復習の計画も立てられない。
そしてアップされるスライドはなぜか4イン1で、1ページに4枚のスライドがのっている PDF 形式だ。ハッキリ言って読みにくいし、字が小さい。
講師は時間通りに講義を始めないことは多々あるし、150 人いるはずの生徒は、学期途中からだいたい20 人以下だ。
自分で用意したスライドのはずなのに、講義中、平気で何ページも飛ばす。
生徒に勉強して欲しいとは思ってないような仕打ちである。
そのくせテスト構成は、
・選択問題+言葉の定義のパート:15 点
・ショートエッセイ3問:15 点
の合計 30 点であり、ショートエッセイパートで8点は取らないと即不合格という厳しいレギュレーションだ。
同じ学部の優秀なハンガリアンラッパーの彼に「国際法どうやってテスト勉強する?」と聞いたら、
「あの科目は、勉強のための適切な資料がないから、講義スライドをAIツールに入れて、もっと説明させたのを元に勉強してるよ」
と言っていた。
とまあ参考にさせてもらったが、どんなやり方にせよ、この量の資料の内容の知識をつけ、エッセイ問題に対応できるようになるのは、ちょっと想像できない。
また落とすかも。
このブログは、気が向いたときに、ちまちま書き足して、1つの記事に何日かかけて完成させている。
いま最後の数行を書き足している今日も1日中、国際法の勉強していたわけだが、テスト準備としてうまくいっている自信がない。
今学期は7つの期末テストがあり、4つ終え、来週の国際法、その翌週のEU政策とハンガリーの政治システム、と続くが、もしかしたら国際法を最終スロット、政治システムの更に翌週へ変更せざるをえないかもしれない。

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