写真:昨夜締め切りのエッセイは本当疲れた
月曜の講義の合間、ウクライナボーイに、
「エッセイ書いた?」
と聞くと、
「20分で書き上げたら、その後の見直しで数時間かかったよ」
と言い、とっくに終わっているようだった。
しまいには、
「今週末に飲もう。どの日がいい?」
と聞かれた。
数時間で終わるなんて羨ましい。
私のその国際関係学概論のエッセイ課題はというと、土日から月曜の夜、23:59 締切りまで、終わりそうもなく、なかなかしんどかった。
引用や事実確認のための関連論文は、AIツールに「こんなこと書いてる論文ない?」と探してもらい、そのリストから論文をピックアップ、エッセイはAIツール介入無しで書き上げた。
最近思っていたことだが、自分の書いたセンテンスをAIツールに少しでも聞こうものなら、必ず修正や変更をして返してくるので、キリがないことに気づいた。
時間がかかってしょうがない。
なので、久々のエッセイ課題だったが、自分で書いた文章はAIにチェックさせないことに決めていた。
それでも、提出期限ぎりぎりだった。
評価は期待しないが、ちゃんと提出できたことが大事な点だ。
国際関係学概論
いつだか、他学部の誰かに、
「え、国際関係学部なのにセメスター4から概論が始まるの?」
と驚かれたが、そうなのだ。やっと始まった。
単位:6単位
形式:講義+セミナー
時間:毎週月曜講義 90分 / 金曜セミナー 90分
評価:
40% 期末試験
40% 学期中のロングエッセイ3本
15% 毎週のプレテスト(オンライン)
15% セミナー
今学期、私としては、国際経済学とこの科目が2大巨頭である。
講義は理論の話が中心で難しい。そして月曜の朝8時のクラスだ。
セミナーはグループワークによるシミュレーションが多く、講義内容、毎週の Mandatory reading、をしっかり頭に入れてないと、話についていけない。
そうして毎週せかせかしているところに、このエッセイだ。
エッセイ課題
評価の 40 %を占めるので、重要である。
エッセイの要綱はA4用紙3枚、ワードで標準マージン、フォントCalibri、サイズ11、行間1.15というもの。引用論文は最低5本。
学期中に課される3本のエッセイのうち1つめを提出したところである。
1本目のこのエッセイのテーマは「現実主義」であり、講義とセミナーで取り扱った4トピックから1つを選択し、現代の紛争と結びつけて議論する。
私のチョイスは、トゥキュディデスによる「メロス対話」。
ペロポネソス戦争中に発生したメロス包囲戦を題材としており、アテナイがメロス島を包囲した際、その降伏勧告の交渉の様子を描いたもの。
この会話内容に古典現実主義が凝縮されており、ハッキリ言って面白い。
強国アテナイがメロス島に、強者の理論を振りかざし、奴隷になって生きながらえるか、殲滅されるかの2択をせまる内容。最後にはメロス島は正義を選び、戦い、なかなかコテンパンにやられる。
科目課題は、その現実主義をよく説明している会話の発言を21世紀の紛争に置き換え、その争いを現実主義で説明、また限界を議論するというものだ。
スタート時点は「?」である。
とりあえず論文も多そうで、情報収集もしやすそうなウクライナ戦争をピックアップ。
アテナイ:プーチン、メロス:ゼレンスキーに置き換えスタートした。
日曜の夜中でエッセイ本文は3枚目を少し進んだところだったが、要項にある「標準マージン」が、こんなに広くていいのかな?と気になり調べてみると、日本のワードと海外のスタンダードが違うことがわかり、手打ちでマージンを調整。
左右の余白を縮めることになったので、3枚目を埋めるのに、書く量がふえてしまったのには萎えた。
結局、翌日の締め切り1時間前の 23:00 にアップロードすることができた。
が、文法チェックなどは一切やっていないところが痛かった。
恐ろしいのはあと2本もエッセイが残されていることだ。
プレテスト
これは、セミナー当日までに課されたリーディング内容の確認オンラインテストだ。
最終評価の 15 %を占める。
これは、与えられた課題をしっかり読んでいれば、そんなに難しくない。(選択問題だし)
しかし、リーディング自体は時間がかかるので、1週間のスケジュールのどこで読む時間を取るかがけっこう重要。
オンラインテストは木曜締め切りなので、それまでにリーディングを終える。
ちなみに私はノートにまとめながら読んでいる。
第1週:なし
第2週:14/15点
第3週:15/15点
第4週:15/15点
第5週:10/15点
第6週:13/15点
先週はリーディングではなく、ミアシャイマーの講義を1時間 YouTube で見て、その内容に関して、テスト問題に回答するというものだった。
ここでは点数がガクっと落ちた。(第5週)
けっこう自信持って選択肢回答したのだが。
グループワーク
この国際関係学概論は、講義+セミナーの構成だが、どちらも出席要件に縛りは無く、期末試験、エッセイ課題、セミナー、オンラインテストから、ポイントを好きなように稼ぎ、最終的に 50 %以上取って合格してください、というスタイルだ。
期末試験とエッセイで 80 %あるため、セミナーは全く来ないという強者もいる。
セミナーは評価の 15% しかないが、私は期末試験にすべてをかけるなんてことはできないので、稼げるとこで稼いでおく。
セミナーは毎回ランダムにグループ分けされ、シミュレーションがほとんどだ。
例えば、先週は3名ほどで7つのグループに分かれ、サウジアラビア、米国、ロシア、イラン、UAE・・・と、各チームに国が振り分けられ、ホルムズ海峡の封鎖に対して各国の代表として、経済、軍事・・・とテーマごとのテーブルに派遣されて交渉するというものだった。
ただ、欠席者の数によって、メンバーに偏りが発生することもあり、私がサウジアラビアとして派遣されたテーブルには、最も重要な米国とイラン代表が不在、という身も蓋もないことが発生してしまい、「我々で交渉して海峡どうにかなるの?」となったが、まあ愛嬌のうちか。
シミュレーション以外のグループワークには、設問に対して回答してアップロード、というパターンのものもあるが、講義で取り扱った「理論」との関係の説明を求められるため、正直その場では「?」である。
エッセイを書き終えた今なら、もう少し雲は晴れた感じだが、セミナー中は、正直ちょっと議論できるレベルにない。
来週はインテンシブウィークで、今学期は特にその週の履修はないので、私にとっては休憩期間となる。
そしてその翌週は1週間の春休みである。
計2週間、復習の期間として猶予が与えられたということで、国際関係学概論は復習マストの科目のひとつだ。

0 件のコメント:
コメントを投稿