2026/04/02

セメスター4 前半戦終了

 写真:プレゼントした日本酒のお返しのスパークリングワイン


ウクライナボーイにお呼ばれして、彼の友達(ロシア人)の家で宅飲みをした。

昨年末にもお邪魔したのだが、今回はスタートがそもそも 15:00 時で、エンドレスじゃなかったので、気楽に参加できた。


この日はインテシブウィーク突入前の金曜で、いったん前半の講義がすべて終わったタイミングで、精神的に開放された直後の時間帯。


気持ちよく、彼らの元へ向かったが、前回「ワインは飲めないから」と伝えていたのにワインも飲まされたが、今回はむしろワインしかなかった


それでも私のために用意してくれたというスパークリングは美味しかったが、続く2本は普通に赤ワインだったので、すこしきつかった。(どうにも昔から味が苦手)


ただ、会としては前回のようにアホみたいに飲んで記憶をなくすわけではなく、良いペースで飲んで、会話を楽しめた。





彼らの生い立ち


前回はとても酔っぱらっていたので、今回改めて同じ話を聞いた。

ウクライナボーイはオデッサ生まれで、16歳まではオデッサで育ち、毎年数か月はモスクワで教育を受ける、というような感じだったらしい。


その後、イタリアに一時的に移り住み、16歳のうちにハンガリーに移り住んだ

ハンガリーではウクライナ系の学校を出て高卒の資格を得て、ギャップイヤーを挟んでコルヴィヌス大学へ入学した。


コルヴィヌス大学を選んだ理由は、目立つ場所にあり、その場に立った時に「この大学に行くんだ」と決めた、というなかなか適当な理由。

ちなみに彼も Stipendium Hungaricum のスコラシップ生。


コルヴィヌス大学に来る留学生は、ELTEとどっちにするか、というステップを少なからず踏んでいる。

私が聞いた話では、ELTEを見に行ったらボロかったので、コルヴィヌスにした、だとか、コルヴィヌスの方が場所良いだとか、そういった理由の決断が多かった印象だ。

私は、日本語で大学名を検索したときにコルヴィヌスの方が情報が少なかったので、ELTEではなくコルヴィヌスに出願した


お友達のロシア人は、15歳くらいの時にハンガリーに移り住んできた

で、今はサムスンの工場で働いてる。(ハンガリーには韓国企業が多く進出している)

ウクライナボーイが移り住んだ時のフラットの向かえにこのロシアンボーイが住んでいて、たまたま知り合ったのだそうだ。


彼らは本当に仲が良く、インテンシブウィーク中はマルタへ一緒に旅行へ行く。


写真:彼らにプレゼントした日本酒の空き瓶が飾ってあった






飲みすぎないことが大事


前回はお互い飲みすぎて、まったく会話を覚えていなかったが、今回は15時に始まり、18時にはお開きになったので、私としては本当にちょうど良い塩梅の飲み会だった。


働いている方のロシアボーイはほとんど英語を話せないが、ウクライナボーイがロシア語を話せるので、通訳をする。

英語をロシア語へ、ロシア語を英語へ。


ウクライナボーイは1970~1980年代の日本のポップを好んで聞いたりしているそうで、この日は槇原敬之をかけていた。


本当に色んなことに知識が広いというか、エネルギッシュというか、様々なモノ・コトに興味を惹かれ、そのすべてに精通しようとしている。


言語もウクライナ語、ロシア語、英語、イタリア語、ハンガリー語をしゃべる。

歴史の知識も抜群だし、私が心から尊敬している同級生の一人だ。





国際関係学部らしい会話


ウクライナボーイと話す時は、良くこの学科生らしい話題になるのだが、前回宅飲みしたときは、「ロシアをどう思う」という直球を振られ、率直な意見を渡し、ぶつかったのを覚えている。(他の話題はさっぱり覚えていない)


が、しかし、私の考えを彼に説明するには足りな過ぎる英語力もさることながら、飲みすぎていると、どうしても感情的になってしまう瞬間がある。(お互いに)

そのせいで前回はぶつかった気がする。(思い出せないが)


今回も短い時間ながら、少しそういった話題があった。

たしか日韓関係に関して、彼から何かトピックを振られ、「とにかく感情論は議論に値しなく、事実に基づいて議論しなきゃ始まらないよね」というような彼とのやりとりがあった。



この学部にいると、普段目にするニュースや、世間をなんとなく覆う「一般」意見から、自分の立ち位置はどんどん離れていっているのを感じる。



日本のニュースは、西洋からの視点一辺倒。(狭義の西洋は米英仏)

ウクライナ戦争は露が悪ウクライナが正義、それをバックアップする米英仏は正義、という前提でニュースが流れてくる。

露がどうしてそうするに至ったかを報じるニュースは目にしない。



露にしてみれば、これまで仏に侵略され独に侵略され戦ってきた

今度はNATOの拡張だ。だから独仏の時のような失敗はしないと、先に動いた



イランは英仏に侵略されイラクに攻撃された時は米と以から武器の支援受けた。いまその米と以に一方的に攻撃されている

だから自衛のために核を持とうとする。

米英仏は、以が核を持つのはOKで、イランはダメと言う



日本では、ハンガリーの首相オルバンは「反EU」「親露」だとかニュースは伝える。

そもそも国益・国家の信条第一で動いてるだけであって、反も親もない。


ハンガリーは第1次大戦後にルーマニアとチェコに侵略された状態で、トリアノン条約を結び、領土の大半を失い今も周辺国に残されたハンガリー人の問題を抱えている

ウクライナもその地域のひとつだ。

その極めて不平等な条約を主導したのは米英仏

ハンガリーにとって深くて重い問題だ。



という見方を日本で言うと、権威主義寄りだとか、何かレッテルを貼られそうである。



だから、ウクライナボーイとはこういったことをもっとおしゃべりしたい。

が、しかし問題は私のスピーキング能力である。





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