2025/11/04

欧州統合 プレゼン終了

 写真:最近歩いた通りにて



今学期、中盤一番の山場、欧州統合のセミナーでのプレゼンをやり終えた

プレゼンの準備でいっぱいだったが、毎回の小テストも、もちろんあるので、まあ落ちてもしょうがないくらいで、少し時間を割いて復習と Mandatory reading に取り組んだ。

加えて、これまでの毎回の小テスト合否も公開された。


第1週:初週のためテストなし

第2週:合格 (3/5 点 - Kahoot! による選択問題)

第3週:不合格 (2/5 点 - Kahoot! による選択問題)

第4週:合格 (記述・用紙は未返却)

第5週:不合格 (記述・用紙は未返却)

第6週:合格 (4/5 点 - Kahoot! による選択問題)

第7週:合格 (4/5点 - Kahoot! による選択問題) ← 今回



最低6回合格しないと、期末試験を受けることができないので落単直行である。

第5週の記述が不合格だったのはかなり残念。


学生コード順で、全員の一覧が公開されたが、欠席が多い生徒は別にして、私と同じく全出席なのに、4回連続で不合格、という生徒もいた。その心情は察するに余りある。

それにしても、Khoot! によるテストは心臓に悪い

今回、自分のプレゼンが控えていたが、Kafoot! の方がはるかに緊張した。


プレゼンに比重を置いており、しっかり勉強したとは言い難い状態だったので、本当にパスできて良かった。





プレゼン


持ち時間は、ペアで20分~25分。

私は一人で実施したので、10分以上しゃべればOK


実際、本番もストップウォッチで計測したが、12'27"78 だった。

昨日の練習では 12 分半くらいだったので、センテンス飛ばしなはなかったと思いたい。


今回の目標は「大きな声で」だったのだが、最初のタイトルを言い、次ページのもくじを説明している最中には口の中が乾いた


社会人時代、しゃべりすぎて乾くことはあったが、これってなんなんだろう。

本当やめてほしい。


ただ、中盤にさしかかると逆に乾きは落ち着いた(?)。

やはり朝イチのセミナーでコールドスタートだからか。


英語のなめらかさも、終盤にかけて練習時と同じくらいに戻ってきた感じだった。

本番をもっと経験する必要がある。


反省点としては、生徒からの質問に、プレゼン内で説明したつもりだった話題にについて、質問が来たことだ。


これは私の英語のセンテンスが説明不足、わかりにくかったということだ。

日本語で考えたとき、「これで説明が足りている」と思うセンテンスでも、英語だと説明不足、ということがよくある。

これはハイコンテクスト・ローコンテクスト言語の違いが根本にあると思うが、この辺の理解をもっと深めたい。(ものごとを英語で説明する一般的な能力が欠けている)


欧州政治協力とアラブ・イスラエル紛争1970-1989(協力分野、イニシアティブ、加盟国のそれぞれの立場、功績)というテーマで、

・欧州政治協力機構とは

・アラブ・イスラエル紛争の状況

・PLOとは

  テロ、内戦、イスラエルの介入

・欧州政治協力機構の主導

  各種宣言、米国の親イスラエル政策の例、英国の思惑、単一議定書

・まとめ、結論

・参考文献


という流れで構成したが、最初のトピック構成を考える段階で、何を取り込んで、何を取り込まないかが非常に難しかった。


結局、文献を読みながら同時にスライドも作っていって、トピックの取捨選択・構成再編成を繰り返した。


これは本来、もっとたくさんの文献を読んで、しっかり全体像が説明できる知識を身に着けた上でスタートをきるべきで、秋休みからだとスタートが遅かった、ということだ。


ルームメイトのブッダも、たまたま私と同日にプレゼンで、2人して朝5時に部屋でモゴモゴおさらいしている姿はこっけいだった。

モゴモゴじゃなくてしっかり発声する練習が直前に必要だったが。




第6週のおさらい


話題が前後するが、以下は、先週の講義内容のまとめ。


1959年 Reginal Maudling (英国の政治家)がEEC諸国の首都を訪問

 → 英国はEECに加盟せず、自由貿易地域(FTA)を提案

 ※ 仏が提案に反対




1960年 ストックホルム EFTA(European Free Trade Association)設立

 → 墺、デンマーク、ノルウェー、ポルトガル、スウェーデン、スイス、英国( outer 7)

 ※EECの6か国と対比で、Europe of Sixes and Sevens といわれる


仏は自由貿易のネゴではなく、EECに注力したかった(農業分野協力)。

EFTAは工業製品に注力。


EFTAの目的:

・経済活動の拡大維持の推進

・完全雇用

・生産性増加と原料の合理的利用

・財政安定と生活水運改善

・加盟国間の貿易確保

・原材料供給の加盟国間の過大な格差の回避

・協調発展と世界貿易拡大への貢献



Accession of the United Kingdom

貿易シェアが EEC>EFTA (Economic reason)

ケネディの米国と英国の親密さを欧州へつなぐ(Political reason)

 → 1961年 英国EEC加盟申請(+デンマーク、アイルランド)、1962年・ノルウェー


ベネルクス:賛成寄り

伊:反対はしない

西独:賛成(Adenauer vs. Erhard)アデナウナーは仏と良好、エアハルトは英国OK

仏:英国へ要求

・「欧州化」すべき

・何かを犠牲にせよ

・仏主導を受け入れろ



1963年 ド・ゴールの記者会見(No)

・欧州との距離感が遠い(Separation)

 ※ ロンドンとワシントンの距離感が近すぎる

・コモンウェルス諸国(関税優遇)との特別な経済圏はEECとは相いれない

・経済構造が異なる(英:自由貿易主義、農業比率の低さ、通貨協調に慎重)



英国の経済状況は悪化し、ポンド切り下げ(devalued sterling: 1967)

1967年 英国加盟再申請(英が仏を訪問)

 → ド・ゴールは前回の立場を変えず

 ※ このときEEC内部では制度的統合が進む(Merger Treaty)

 → EEC、ECSC、EURATOMの執行機関が統一

 → 単一の Council and Commission (閣僚理事会と欧州委員会)


1967年 11月 再記者会見:英国の通貨の不安定さに言及

・CAP(共通農業政策):農作物の価格安定、農家の所得補償、域内市場統合が目的

 → 英国の農業構造はEECからはるかに遠い

 → 仏は農業人口が多く経済の柱 → Strategic considerations(戦略的配慮)

 ※ 仏の利益確保、英国加盟への牽制、欧州統合の主導権維持確保のための外交カード



Georges Pompidou(ポンピドゥー:ド・ゴールの後任)

 → 英国加盟は西独牽制になると考えた

Willy Brandt (ヴィリー・ブラント:西独の首相)

 → 英国のEEC加盟を強く支持、独仏協調



1969年 ハーグサミット

仏提案:拡大、CAP、EMU 

アジェンダ:Completion、Deepening、Enlargement(完成・強化・拡大)

共通市場の変遷期の完了、共通財源の確保、財政権限強化、

経済・通貨同盟を目指す、外交政策協力

英国、アイルランド、デンマーク、ノルウェーの加盟ネゴ


英国はNZとの貿易関係を維持するための特別措置(derogations)を求める

砂糖とバターの妥協(Sugar and butter compromise)が交渉の焦点

 → 一定期間の輸入枠や価格保証が設けられた。


1971年 Debate in the House of Commons → 議会承認

1972年 Ratification of accession treaty → 国内法により批准(ECの法律が優先される)

1974年 Harold Wilson(ハロルド・ウィルソン)が首相就任

1975年 EC残留の是非を問う国民投票 → 残留支持



プレゼンが終了したので、本日から、通常の予習・復習モードにもどる。




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